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再生誘導医薬とは、様々な臓器や組織に障害が起きている患者に対して、静脈注射で投与する医薬品。再生誘導医薬を投与すると、骨髄から外胚葉性間葉系幹細胞が血液中にでてきて血液に乗って損傷部位に運ばれ、組織再生を誘導して治療します。難治性疾患を克服する新しい治療法として期待されています。細胞自体を直接触らない点で、他の再生医療と異なります。
再生誘導医薬の発明者は、皮膚科医で大阪大学医学系研究科の玉井克人教授で、表皮水疱症という難病治療が発明の出発点。表皮水疱症の患者は遺伝子の欠損で7型コラーゲンという物質を作ることができず表皮がはがれやすくなってしまう病。この病気の研究を続ける中で、表皮細胞を作る間葉系幹細胞が骨髄から血液を通って損傷部位に運ばれていることを発見しました。
外胚葉由来の間葉系幹細胞は、表皮以外に、神経や毛包、骨、軟骨、血管、筋肉などにも分化できるため、さらなる応用が期待されています。